2016年10月30日

革製の…

明治二十一年
「需艮ハ海馬トモ称ス…沖縄県地方大抵之ヲ見ザルナシ、旧藩政ノ時ニ於テハ皮ヲ藩主ヨリ幕府及ビ支那国政府ニ貢スル為メ漁民ニ課シテ之ガ捕獲ヲ命ゼリ、而シテ該獣捕獲ノ便ハ沖縄県地方ニ於テハ八重山島ノ内新城島ヲ以テ最モ善シトスルガ故ニ年々該島民ニ於テ之ヲ捕獲シ其課当ニ充テタリ、蓋シ新城島ニ於テノミ捕獲スルニハアラズ該島近傍西表島ノ各海辺小浜島石垣島ノ沿岸等ニ至リテ捕獲セリと云フ」


革製の…



西暦1888年、時の明治政府の農商務の役人技師によると、「需艮」「海馬」は動物のようですね。
はい。これジュゴンです。
肉は燻製にして国王に献上されていたことなどはわかっていましたが、清国にも送っていたんですね。
そしてなにより、皮も使っていたと?

なんに?とても気になります。
ジュゴンの皮製品…大きな皮革製品が作ることができます。

どこかに残っていないだろうか?
誰かおしてくださいw



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Posted by かかずひとさ at 17:55│Comments(2)沖縄文化
この記事へのコメント
はじめまして。
さきがけ 歴男塾、夢中になって読みました!
ジュゴンの皮のことですが
すでにご存知かもしれませんが、
谷川健一さんの神・人間・動物の中の
もの言う南海の人魚「儒艮」の中に、
乾燥させたザン(人魚)の皮を鰹節のようにして、
けずって熱湯を注ぎ、吸い物のようにして食したことなどが書いてあります。
王族の正月の御馳走だったようですね。
お麩みたいな感じで、かんぴょうみたいな触感なんだろうかなど、
あれこれ妄想しまくりでした)^0^(
じゅごんの皮製品、もしあるのなら、
ほんと見てみたいです。
Posted by す〜み〜☆ at 2016年11月02日 21:21
すーみーさん
ぼくも妄想をしていて、国王が身に着けていたりして…なんて感が合えていますよ。
コメントどうもありがとうございます。
Posted by かかずひとさかかずひとさ at 2016年11月17日 18:23
 
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