2019年05月11日

ナーベーラー

ご無沙汰です。
突然ですが、私結婚しています(笑)
東京都出身の妻ですが、沖縄に馴染んでくれてます。
中身汁、テビチ大好き。野菜としてのパパイヤOK
ヤギOK…なんでも大丈夫です。
ところがコレだけはNGてのがあります。
ナーベーラーです。

ナーベーラー


そう、へちまです。
「アレはタワシ」と言って聞く耳もたず。
ならばと食堂で無理矢理食べさせると
「土!」と言って終了です。
私がダメなヒージャーは大丈夫なのに、私が大好きなナーベーラーはダメ。
When in Rome, do as the Romans doだろ。
受験英語だろ。
愛の力で乗り越えられるだろ。
ダメか?ダメだそうです。「タワシ食える?」だそうです。
っつーわけで、ウチはゴーヤー出ても、ナーベーラーはでない。
慶良間は見えてもまつげは見えないみたいな、そんな感じです(ヨクワカンネ)

だけど…ナーベーラーの由来は……。

ナービアラヤー(鍋洗ぃや〜)
そう、琉球でも鍋洗いだったのです。
モチロン妻ニハ内緒デス。

しかーし。
江戸の人は食べてなかったのか?
はいコレご覧ください。

ナーベーラー
「大和本草批正」十五巻

…なんと“琉球の”長糸瓜としてナーベーラーは、江戸でも食されています。
※赤字部分

ホラね。
食べられただけでなく、江戸ンチュに薬効ありと認められているわけです。
「琉球もの」が。食べ物として。
鍋洗いなのに。

明日も食べたい。
あやぐ食堂いこうかな。





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Posted by かかずひとさ at 23:39│Comments(0)沖縄文化
 
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