カンタンに言ってしまう

かかずひとさ

2019年01月12日 13:19

あきさみよ~!
驚いた時に出る、沖縄の言葉ですね。
最近はチャメ~もはやっているけどw
約すると、「え!」「わ~!」でしょうか。
僕は個人的に「何それ?」だと思うのです。

日本語の中でも、一番長い、感嘆詞ともいわれる。
例1)
「あきさみよ~!お花がきれいさ」



例2)
「死にそうになって、あきさみよ~!だったよ」
意味が変化して、「助けて~!」って状態になりそうだったなんてのもある。


変形として

あぎじゃびよい
っきさみよ~(「あ」がぬける)
あきと~な~

…などがある。

んで、なんでこんなに長いの?って思ってました。
感嘆詞なのに、長すぎる。

先日、組踊を見ていて、ヒントがありました。
分かれていた親子が対面する時、感情たっぷりの場面で東江節という曲が使われますが、
演者・地謡の皆様から通称「アーキー」とよばれるものがあります。

あ~き~


僕はこれだと思いました。
あきさみよ~!の「アキ」
だから、本来は、あき~!と叫んでいたのではないか。

で、さみよ~はなにか?

これは、「様よ!」ではないでしょうか。

あき!様よ!

ちなみに、角川の「沖縄古語大辞典」にも研究者の「沖縄語辞典」にものっていません。
あと、「混効験集」も「おもろ語辞書」も念のため確認しましたが、載っていおりませんでした。

そう、私の空想です。
誰か調べてください(笑)

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