てぃーだブログ › カカズヒトサの「おもしろそうだし」

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Posted by TI-DA at

2018年08月08日

組踊ツアー新作「平敷屋朝敏」の巻



美しい国にも闇はある。
そんなツアーを作りました。
近世琉球を舞台に、画像の2箇所を結ぶ、1734年に散った反骨の文学者の物語です。



もちろん組踊の成り立ちから、お約束、創設者玉城朝薫の人生まで。
国立劇場での組踊体験、新作組踊鑑賞チケット、ランチ、バス付きです。
8月18日(土)あさ9時スタート

★お申込みお問い合わせ
近畿日本ツーリスト沖縄
http://www.nt-okinawa.or.jp/topics-list/636-2016-10-03-05-42-121

  

Posted by かかずひとさ at 13:30Comments(0)

2018年08月06日

新講座2018夏

講座2つお知らせです。

★その1
沖縄県立博物館を僕が解説します。
「モノで見る琉球史(全1回)」好評につき今年も、夏休み限定で講座をします。
モノでみるからわかりやすい。そして何より涼しい!



★その2
9月には新しい講座「幕末琉球史(全1回)」を開講します。
そうです。「西郷どん」ブームにのっかっております(笑)
西洋列強の船が琉球近海に出没。1840年アヘン戦争は、清国だけでなく、琉球も日本も震撼させました。
石垣島にある唐人墓の話から講座を始めたいと思います。




全ての問い合わせお申込みは
ウエルカルチャースクール
098-832-5588  

Posted by かかずひとさ at 07:20Comments(0)沖縄文化お知らせ

2018年07月04日

おかげさまで10周年

気づけば今年もあと半年。
そして、わたくし賀数仁然、この世界で活動はじめておかげさまで10周年。
トークライブをやることになりました。
60人限定のささやかなライブです。
電話とメールでの予約のみです。
お名前、人数、連絡先(万が一台風とか来た時の場合のみに使用)を確認させてください。
よろしくお願いします。




7月13日(金)よる8時からの10周年Liveまだ空きあります。
コレがホント!沖縄のマジムンハナシ
誰でも知ってるあのスーパースターの裏歴史
賀数仁然の黒歴史(笑)まで





少しだけネタ見せ…(笑)詳細は会場那覇市久茂地のアウトプットで。
お楽しみに〜


なお、入場は予約された方のみとなっております。
お問い合わせと予約
★FECオフィス
098-869-9505
★メール
hitosa kakazu@yahoo.co.jp
ご予約名、人数、連絡先(台風などによる延期等の連絡)をお伝えください。  

Posted by かかずひとさ at 18:52Comments(0)仕事お知らせ

2018年06月26日

琉球漬け

お暑うございます。
まだ8時なのに30℃越えてます(笑)





さて、‪毎週月曜から金曜18時25分からRBC iラジオで放送してます「琉球漬け」
7年目に入りました。
「民謡で今日拝なびら」目指しております…(笑)




今週は蝉と蝶に関する琉球歴史夜話。
5分では語りつくせません。‬
んー時間がもっと欲しい…お楽しみに  

Posted by かかずひとさ at 08:47Comments(0)沖縄文化

2018年06月21日

感謝の6月



先日は、トークライブ&サイン会お運びいただきありがとうございました〜
おかげさまで、満員御礼。
まさかのマクラだけで30分も話してしまいました(笑)
でも盛り上がったんでいいか〜





そして、総合ランキングも2位返り咲きです。
当たり前のことしか言えませんが、感謝しきりです。





  

Posted by かかずひとさ at 19:17Comments(0)仕事沖縄文化

2018年06月02日

おかげさまで売れております。




おかげさまで拙著「さきがけ!歴男塾②」はジュンク堂那覇店で5月の総合売りれ行きランキング2位を獲得しました。
ありがとうございます。
ホントに感謝です。




まだの方、県内各書店またはAmazonで発売中です。

また、6月10日(日)15時〜
ジュンク堂那覇店地下イベント広場にて、トークLive&サイン会を催します!
無料となっておりますのでお気軽にどうぞー





  

Posted by かかずひとさ at 23:22Comments(0)沖縄文化お知らせ

2018年06月01日

梅雨空になりました!

誰か雨乞いした?(笑)昨晩からようやく梅雨空になり、恵の雨となりました。




本日朝イチ打合せはホテルラウンジという、昨日の吉野家の晩餐が嘘のようです(笑)
ナハテラスのロゴマークは、“クバオージ”なんですよね。



〈鎌倉芳太郎が発見した美より〉

クバは御嶽にある神木でして、神の憑代(よりしろ)なのです。
その扇は、特別な意味があるのですが、琉球のノロもウフオーヂ(大扇)を持っています。
さてさて、神のささやきはいかがなものになるのか楽しみです。

  

Posted by かかずひとさ at 11:37Comments(0)仕事沖縄文化

2018年05月03日

第2巻できました!




ハイ。もうバレバレですが(笑)、正式に発表いたします。拙著「さきがけ!歴男塾2巻 熱血ふくらしゃの巻」が発売になりました〜!㊗️パチパチパチパチ〜㊗️

物流の関係で店頭に並んでるところとそうでないところもあったので遅くなってしまいました。

今回動物のハナシ多めの内容となっています。琉球どうぶつ王国!ともいえるくらです。
詳しくは本を読んでいただいて…(笑)




税込1,080円。
沖縄県内各書店、Amazonにて購入可能です。ユタサルグトゥ!
もちろん1巻も好評発売中です。



あらためてよろしくお願いします。


  

Posted by かかずひとさ at 12:28Comments(0)沖縄文化お知らせ

2018年04月25日

蔡温の頭

‪戦前の蔡温の墓移転に伴う改葬記録を見ています。
遷葬祭にて具志頭親方の遺骸を拝した蔡氏子孫の感想。‬

「蔡温の頭蓋骨は小さい!」










意外にも頭は小さかったんですね〜(笑)

ミーガチには「乾隆三拾四年己丑六月廿九日御洗骨 具志頭親方文若」とあり、没後9年で洗骨されたことがわかる。
荒焼のいわゆるボージガーミに入っています。




  

Posted by かかずひとさ at 21:04Comments(0)沖縄文化

2018年03月29日

ぼんやり運天港にて

伊是名島から金丸の船が、入ってきました。




ちょうど今から580年前(1438年)、幼い弟を連れて、島から船出。
過酷な状況を乗り越え30年後。
ついに王にまで昇りつめる男の物語…を夢想中(笑)
  

Posted by かかずひとさ at 19:56Comments(0)沖縄文化つれづれ

2018年03月28日

春は座学

お知らせばかりですみません。
はい。告知です(笑)


4月7日から琉球史の講座です。
タイトルは気にしないでください(笑)
「琉球史入門講座」です。
楽しい講座でして、琉球沖縄の歴史はもちろん、なんで沖縄は今このようになっているのか?がわかります。モヤモヤがスッキリします。
毎日の景色が変わって見えます。
彼女はできません
ツーことでよろしければ
琉球新報カルチャーセンター
098-865-5277
那覇市天久905番地
受付10時〜19時

よろしくお願いします。  

Posted by かかずひとさ at 13:32Comments(0)お知らせ

2018年03月22日

薩摩も泡盛を呑み過ぎ

 江戸の時代の、医食同源の参考書として、「本朝食鑑」という者が出版されています。
およそ100年前の『本草綱目』に準拠しているが、うのみにせず。わりと実験・実証主義的といわれます。
その中でも、「穀類」の項目には、おもしろい伝聞がありました。




薩摩も好きね…と笑ってしまいますが、”長生きできない”とあるのが気になります。
薩摩の人は、17世紀末には短命であると知られていたのでしょうか?
では、琉球はどうだったのか?

気になります。

  

Posted by かかずひとさ at 19:21Comments(0)沖縄文化

2018年03月18日

春の琉球歴史講座



「琉球史入門講座」終わりました。
時代も話題も飛んでしまいましたが、毎週土曜日の楽しみでした。
通史よりも道草が楽しいと感想をいただきました。
好評につき、またやります。4月7日土曜日10時30分、琉球新報天久ビルでスタート!

詳しくは下記のリンク
http://shimpoculture.com/e8416740.html

よろしくお願いします。


  

Posted by かかずひとさ at 07:32Comments(0)沖縄文化お知らせ

2018年03月09日

尚巴志のお出かけ講座募集

琉球新報さんでお出かけ講座やります。
佐敷から身を起こした、若鷲はやがて空高く舞い上がり、三山統一を果たします。
南山グループの中でも決して大きくなかった佐敷軍がなぜ?
発掘調査から見えてくる尚巴志の人となり。
まさかの大逆転はどうやって起きたのか…。
14世紀に生まれた男が理想としたものは、琉球覇権の向こうにあった。

琉球史初学者や愛好者はもちろん、ビジネスマンにもヒントがあります。
ワクワクの知的好奇心の旅です。



詳しくは、琉球新報カルチャーセンターまで。
  

Posted by かかずひとさ at 22:09Comments(0)沖縄文化お知らせ

2018年03月05日

若き万国津梁

八重瀬町にも沖縄の若い宝が。
「忠臣身替の巻」で八重瀬按司を演じた神谷武史さん。
自身が組踊立方継承者で、地元八重瀬歌舞団代表。
そしてホントに八重瀬町のお役人さん。しかも観光振興課。




八重瀬歌舞団は、3月にあるベトナムのフエフェスティバルに日本代表として選ばれたそうです。まさに万国津梁の若き体現者。ちょっと鳥肌でした。
あと僕の本よろしくとのこと(笑)

組踊が世に産み出されて来年で三百年です。  

Posted by かかずひとさ at 21:19Comments(0)

2018年02月27日

羽地按司の心変わり

羽地朝秀は1650年の『中山世鑑』で、琉球国開闢神話を第一に取り上げていますが、1673年の羽地仕置では、言葉を選びながら真っ向否定しています。
20年あまりの月日の間、彼の心に何が影響したのか。
それにしても、神をも恐れぬその態度は多くの敵をつくったことでしょう。
だって、神事が政治より上位の時代ですもの。
晩年に書き記したものから、明らかに当時“炎上”していたことがわかって面白い(笑)さらに、炎上後に理解者がいないことを愚痴っていますね。



いつの時代も人は誰でも悩むもの…
羽地もまた人の子。
頑張ろう(笑)




  

Posted by かかずひとさ at 00:01Comments(0)沖縄文化

2018年02月19日

八重山万歳芸人

琉球王国時代にも万歳があったんです。
三河万歳、尾張万歳のように、琉球万歳がありました。
大正時代の記録を最後に廃れてしまったようです。
琉球の万歳は、京太郎芸能の一種で、芸人達はヤンザヤーともよばれていました。
お正月は、御殿や殿内とよばれる身分の高い人たちの家で門付芸として演じていました。
「おめでとーございまーす!」ってやつです。
琉球の万歳は、特徴がありまして、人形を使うということです。
八重山に残っていた万歳用の人形です。




人形のことを「フトゥキ」といっていたようで、仏教芸能という名残もありますね。

昭和19年のもの
八重山京太郎人形

  

Posted by かかずひとさ at 22:21Comments(0)沖縄文化

2018年02月10日

鎌倉期の漂流物

島津本『吾妻鏡』には、鎌倉期の漂流船に載っていた不思議な札の話がありました。越後寺泊(現在の新潟県)乗組員の帯に付いていた銅製の札には漢字のようなものが書かれていますが、当時の識者、当然漢字をバリバリあやつる京都の人達にも読めない。
乗組員はかろうじて4人生き残っていたとありますが、“こりょ(高麗)の人”となったようです。




しかし、1976年に突如としてソ連(現ロシア)が解き明かしてしまいます。なんで?
ソ連のシャイギン遺跡から、この文字とソックリのものが出ました。






調査研究が進み、コレが女真文字であることがわかりました。宋を南に追いやった金という女真人の国の船だったということがわかったのでした。
これから分かるのは、日宋貿易は盛んであったが、金との交流がほとんどなかったということがわかりますね。このあと、金も南宋も高麗もモンゴル帝国(のちの元)に飲み込まれていきます。
そしていよいよ倭国にも…そして、英祖王の頃の琉球にも…。
この続きはまたどこかで。


  

Posted by かかずひとさ at 09:12Comments(0)つれづれ

2018年02月08日

伝説の泉

ちょっと時間が空いたので、伝説の泉へ。

ココは組踊「銘苅子」にもなった天女伝説の場所です。
天女から生まれた長女は尚真王側室となった実在していた人物。いやはや…
未だ神々しさ漂う素敵な場所でした。



  

Posted by かかずひとさ at 09:12Comments(0)沖縄文化

2018年02月03日

琉球開闢神話と耶蘇

散歩をしていてふと空を見ると『中山世鑑』に記された琉球國開闢神話を思い出しました。



遥か昔、天帝が阿摩美久を呼び、
「この下に神の住むべき霊地がある。だが、まだ島の形になっていない。降って島を創造せよ」と命じた。
阿摩美久が降りると確かに霊地ではあるものの、東西から波が押し寄せ、混沌としていた…私の記憶より…なので不正確かもしれませんが、こんな感じだったと思います。

コレって『聖書』にある創世記に似ている。
そう思うのです。このあと阿摩美久は、天にある木土を使い、七つの土地をつくる。
まずは国頭安須森…さはや(斎場御嶽)…
コレが現在、琉球七嶽と呼ばれる御嶽となる。
七つのという数字。
ここも通じるものを感じます。

『中山世鑑』(1650年)の筆者、羽地朝秀は巷に残る話と、識者を集めてコレを書いたとしています。
羽地あるいは識者の中に、聖書を理解している者がいて、世界はこうして作られたと創世記を引いたのでしょうか?
家康以降の禁教政策により迫害され琉球に逃げ延びた人々がいたのでしょうか?
うーんあり得る話ですね。
沖縄の風習にも、いくつか彷彿させるものがありますが、またいずれ書きます。  

Posted by かかずひとさ at 08:45Comments(0)沖縄文化つれづれ